車両案内

日武鉄道は、お客様により魅力的な車両を提供できるよう、日々車両たちの開発にいそしんでいます。ここでは、当社で活躍する車両をご紹介します。

 


特急型車両

600系特急型電車「LUXUÉL」

1.非貫通型二階建て先頭車(上図)
2.貫通型平屋先頭車(上図)

今夏に、けごん・きぬとしてデビュー予定の600系です。


【600系「ルクセル」概要】



キャッチコピー:「黒い特急」
コンセプト:極上と多様性をひとまとめに、見たことのない特急を
愛称: LUXUÉL (ルクセル)

《愛称名について》
  「LUXUÉL」とは、フランス語の①.LUXUEUX(豪華な)と、②.ÉLÉGANT(上品な)を組み合わせ、作られた造語「LUXUÉLÉGANT」(ルクセレガント)より、前半部分を愛称名としたものです。豪華で上品な特急列車、という意味が込められています。
  また、フランス語の「LUXUEUX」は、英語のdeluxe(デラックス)と同じものであり(ラテン語の"de luxe"が語源)、これは先先代DRCの伝統を受け継ぐものであることも示しています。

《デザインに当たって》
モチーフとなったのは、蒸気機関車、国鉄EF55型電気機関車、東武5700系、東武1720系「DRC」などです。先頭形状は湘南型の血を引き継ぐ「ネコひげ」の愛称で親しまれた東武5700系を基本に、蒸気機関車の様な重厚感と、「ムーミン」ことEF55の様なレトロフューチャーなイメージを融合し、かつ鋭い顔つきとすることで、誰からもかっこいいと言って頂ける様なものとしました。編成全体を見渡した時、在りし日の機関車列車の様に見えるように、先頭車を二階建てあるいはハイデッカーとしてボリュームを強調しました。また、極力窓並びに統一感・煌びやかさを持たせ、窓ぶちは銀色に仕上げ、DRCに見られた様な美しい側面としました。DRCのボンネットに載っていたシンボルトロフィーも、伝統と品格を示すために、縮小版を先頭車の運転席窓上に取り付けています。

《内装デザインに当たって》
日光の観光地としての歴史をふまえ、重厚で豪華なデザインを基本にしています。座席やカーペットなどには、市松模様、濃紺、臙脂の各色を多用し、壁や窓枠は金色や茶色、木目調を基調とし、天井には格子状の木枠をモチーフに、暖色LEDによる模様の演出を施し、古くからある和洋折衷な伝統的洋風ホテルの雰囲気をイメージしています。手すりなどの金具も、標準品の銀色の金属地の物ではなく、全て真鍮色のものを採用しています。また、構成する部品は、経年による美観の崩れが起こりにくい、磨耗に強い素材を使用し、美しい状態を保てるようにしています。乗降デッキ部は、強度上問題のない大きさの、特製のシャンデリアを天井に吊り下げ、床は映えるような濃い赤や青の大胆な模様パターンとし、照明は控えめにした上でスポットライトのような配置として、乗車した時に品格のある特急列車であることを感じさせるようになっています。


《内装・接客設備の設計に当たって》
・二階建て車両
 先述の二階建て車は、限られた車両数と室内空間において、できるだけ快適な空間とできるだけ多くの座席数の確保、この2つを両立するための、一つの答えでもあります。バリアフリー設計を取り入れ、クリアした上で、二階建てとすることにより、個室と座席を同じ車両に設置できるなど、多くの多様な設備を同時に設置することが可能になり、サービスの多様化を実現しています。2階部分は、デラックスシートとして、最高の眺望と広い座席空間をフルに満喫いただけるようになっています。1階は静かさと快適さを追求して、落ち着いた雰囲気としています。1階には場所によって個室と座席が設置されていて、座席はスペーシアクラスと同一のシートピッチ1100mmであるにも関わらず、お得なレギュラークラス料金で利用可能です。

・分割併合編成
当社線は、多方面に分岐しており、日光線系統も例外ではありません。日武日光の手前の下今市からも、鬼怒川線が分岐しており、日光方面以外にも栃木から宇都宮線が分岐しています。この観点から既に500系を導入する事を決定して、特急網の充実を図る予定ですが、600系も同じく、分割可能な編成とすることで、一便で2つの行き先に対応することにしています。また、特殊貫通幌装備により500系との併結も可能として、運用の柔軟度を確保します。

・多様なサービス
 3種類のグレードの座席を設置し、車内販売設備、リラックススペース、さらに個室を設けます。これにより、多様な需要に応えられ、くつろげるサービスを提供できるようにしています。
 軽食や飲み物、弁当、お土産品などを販売する車内販売カウンターも設置します。デラックスクラスや個室からは、直接注文できるシステムを導入します。
 また、全座席でコンセントが最低1つ利用でき、スマートフォンの充電やパソコンでの作業などにお使いいただけます。さらに車内無料Wi-Fiも装備し、ご利用いただけます。


《走行機器、床下・床上機器の設計にあたって》
 二階建て車両が存在する600系特急型車両は、その車体構造上さまざまな制約がある上、日光線には連続勾配区間が存在し、その中で時速130km/h走行を達成するため、工夫をしています。
 まず、動力車は平屋車に集約し、4両基本編成・2両付属編成ともにMT比を1:1としました。M車にはそれぞれ一群ずつのVVVFインバータと、Mc1車にCP・SIVを搭載し、その他の主要機器も集約搭載しています。M車比率が比較的低いことから、モーター出力をこれまでで最大の210kwとしています。モーター出力が大きいこと、また空転制御やバックアップ機能を高めるため、1つのインバータで1つのモーターを制御する1C1M制御方式としました。
 台車はモノリンク式・ボルスタレス台車で、ヨーダンパをはじめとする各種ダンパーをフル装備し、アクティブサスペンションも全車に搭載しています。高速性能と登坂性能を両立するため、歯数比は5.19とし、静粛性とメンテナンス性を重視してTD継手を採用しています。走行安定性・高速性能確保、蛇行動抑制のため、軸距はスペーシアと同じ2300mmとしています。
 次に、付随車となる二階建て車両・ハイデッカー車は、客室設備が大きな領域を占有するため、大きな機器が搭載できません。したがって、主要機器を極力搭載していません。また、二階建て車両は一部クーラーユニットが、床上搭載となっており、またハイデッカー車のクーラーユニットの一部は床下搭載となっています。付随台車にはディスクブレーキも設置し、ブレーキ力を確保して130km/h運転を実現しています。600-6の床下には、野岩鉄道線・会津鉄道線を走行中に発電制動を使用するため、発電ブレーキ用抵抗器を設置しています。

製造会社:日立製作所(第1編成)、総合車両製作所(第2編成)

【諸元】
形式:600系
編成:4両編成+2両編成の6両編成
編成構成:Tc1-T-M-Mc1+Mc1-Tc2
編成定員:299名(予定)
導入路線:日光線、鬼怒川線
導入時期:第1編成は本年度中

*Mc1車は2両ありますが、パンタグラフ持ち、電力供給線持ちなので、どちらの編成の車両ともあえて全く同一の設計として、同一の記号としています(あえて同じ"番号"をふっている)。向きを変えると同じ働きができるようになっています。従って、使い回しや将来の編成替えが容易にできるようになっています。また、重要な機器をMc1車に二重系とした上で集中搭載することで、特に連結時には、全く同じ機器を持つ車両が2両あることにより、有事の際のバックアップ能力を高め、汎用性を高める働きがあります。

*編成定員は、フラッグシップ特急でありながら、100系スペーシアの288名よりも多い299名を確保します。これは、2階建て構造による床面積増大や、レギュラーシート導入による座席数増によって容量を増やすよう努めた結果です。本車両の方針は、できるだけ多様な需要を満たしながら、大きな輸送力を確保するものであり、これを具現化した設計となっています。

【車両諸元】
車体サイズ:車体長20m、幅2900mm
先頭形状:Tc1、Tc2は非貫通、Mc1は併結時貫通可能
制御装置:東洋電機製造製 VVVFインバータ制御、各M車に1機ずつ(1C4M制御)
主電動機:日立製作所製 かご型誘導電動機210kw 4機×3両=12機
編成出力:2520kw
MT比:  1:1
台車種類:ボルスタレス式軽量台車(各種ダンパー装備)
動力伝達方式:TDカルダン
軸箱支持方式:モノリンク式
歯数比:5.19
設計最高速度:145km/h
営業最高速度(予定):130km/h
起動加速度:2.0km/h/s
備考:全車にフルアクティブサスペンション搭載、2階建て車・ハイデッカー車にはアンチローリング装置搭載、4両編成各車には車体間ダンパー装備

*勾配登坂力は100系ほどではないですが、できるだけ大きな出力の主電動機を採用し、適切な加減速制御によって最高速度を高め、新鹿沼以南の平坦区間では大幅なスピードアップを可能としています。

《号車別詳細》

⑴.Tc1 形式600-1 6号車
(4両編成単独時4号車)
二階建て構造、デッキ一箇所、4両編成浅草方先頭車
2階:デラックスシート、シートピッチ1250mm 定員30名
1階:4人用個室×3、フリースペース、非常口 定員12+4名
定員計:46名
デッキ:乗降扉、展望観覧スペース、荷物置き場、盗難防止監視カメラ、行き先案内・多情報案内装置

⑵.T 形式600-2 5号車
(4両編成単独時3号車)
二階建て構造、デッキ一箇所、平屋車との接続部、中間付随車
2階:デラックスシート、シートピッチ1250mm 定員30名
1階:レギュラークラス、シートピッチ1100mm(料金お得な座席)、非常口
定員24名
定員計:54名
デッキ:車椅子対応乗降扉、車椅子対応大型トイレ、洗面台、喫煙室、荷物置き場、盗難防止監視カメラ、行き先案内・多情報案内装置

⑶.M 形式600-3 4号車
(4両編成単独時2号車)
平屋構造、デッキ1箇所
レギュラークラス、シートピッチ1000mm
定員44名
車内販売設備設置
デッキ:車椅子対応乗降扉
床下機器関係:
VVVFインバーター制御器1基
動力台車 主電動機出力210kw、×4機
(1C4M制御)
補助的コンプレッサー搭載
*パンタグラフ1基搭載車

⑷.Mc1 形式600-4 3号車
(4両編成単独時1号車)
貫通型先頭車、平屋構造、デッキ1箇所
レギュラークラス、seatpitch 1000mm
定員16名
スペーシアクラス、同1100mm
定員36名
6人用個室1室 定員6名
定員計:58名
*車椅子スペース設置車
デッキ:車椅子対応乗降扉、車椅子対応大型トイレ、多目的室
床下機器関係:
VVVFインバーター制御器1基
動力台車 主電動機出力210kw、×4機
(1C4M制御)
CP、SIVを搭載、集中機器制御装置搭載
*パンタグラフ1基搭載車
*備考:形式600-5と共に、床下機器等の編成単位のコントロール機能においては、重要な働きをする形式のため、主要機器は二重系の上集中搭載、他編成との連結時には通信の中枢となる

⑸.Mc1 形式600-5 2号車
(2両付属編成浅草方先頭車)
車体構造、客室設備、床下機器などは600-4に同じ
定員計:58名
*車椅子スペース設置車
600-4との相違点:
・車両の向き(運転台方が浅草方)

⑹.Tc2 形式600-6 1号車
(2両付属編成日光方先頭車)
ハイデッカー展望構造、デッキ1箇所
デラックスシート、seatpitch 1250mm
定員39名
フリースペース設置、多目的案内表示器設置、喫煙室設置
床下機器関係:床下設置型ユニットクーラー、発電ブレーキ用抵抗器設置
*車椅子対応スペース設置車
500系
画像出典:東武鉄道ニュースリリース

まもなく登場する東武500系「リバティ」と同型で、車体寸法等も全く同じです。3両編成で、様々な線区と運用に対応します。日武鉄道では、パンタグラフを剛体架線対応型として、将来的に地下鉄線に乗り入れできるように整備します。新しく登場する池袋発着の「だいや号」「おりひめ号」にも主力として投入します。
300型・350型
主に通勤輸送・臨時などで活躍する、元急行型車両です。300型は6両、350型は4両です。しもつけ号、きりふり号として日光線系統を走行します。写真:北千住にて
200系列 200型・250型
りょうもう号として伊勢崎線で活躍する、特急型車両です。6両編成、シートピッチ985mmで、定員を多く確保しています。多くのビジネス需要に応えて、東京・浅草・北千住〜館林・足利市・太田を結び、その先赤城まで乗り入れます。台車・モーターなどの主要機器はDRCこと1720系から再使用しています。
250型は、車体は200型と全く同一ですが、台車・モーターなどを含めて完全新製車両で、1編成6両のみ存在します。

100系「スペーシア」

100系は、名車DRCの後続として、1990年に登場した日光線特急用電車です。車内はホテルを基にしたデザインで、シートピッチは1100mm、個室6室を備え、贅沢な時間が過ごせるようになっています。日武鉄道では、今後も活躍し続ける予定です。また、今後新登場の伊勢崎線速達特急「あかぎ」に投入予定です。

通勤型車両・長距離輸送用車両

新1000系
東京進出のために、製造予定の日武鉄道オリジナル通勤型車両です。地下鉄線に直通するため、前面貫通扉付きです。外観は、日武鉄道のカラーである、濃紺と亜麻色を基調としています。
先頭車両の運転台後部を、西武40000系と同じくベビーカー・バリアフリースペースとし、ドア周りや窓周辺に認知度を上げる標識を取り付けます。これにより、赤ちゃんを連れた親御さんや車椅子の方がいつでも安心して電車に乗車できる環境を整えます。

最高営業速度:110km/h
最高設計速度:130km/h
起動加速度:3.3km/h/s
主電動機出力:190kw
編成両数:10両固定編成
電動車比率: M:T=1:1
車体材質:アルミニウム合金製
製造会社:日立製作所
30000系20番台(30020型)
日武鉄道オリジナルの形式で、東武30000系の改良・後続版にあたります。6+4両編成で、ステンレス製なのは30000系と同じです。改良点は、歯数比変更、設計最高速度向上、ストレートステンレス車体化による軽量化などです。
①.歯数比変更
東武30000系は、歯数比7.07のため、モーター回転数が多く、騒音が大きくなりがちです。また、技術の進歩と車体軽量化により、極端に高い歯数比でなくても、高加速度を確保できるようになりました。それをふまえ、30020型は、7.07から6.21に変更し、回転数を抑えながらも、起動加速度3.3km/h/sを維持します。また、回転数を抑えることにより騒音が減る他、最高速度の向上にも寄与します。
②.設計最高速度向上
この車両の増備の目的には、相互直通乗り入れの拡大に対応する事もあります。直通先の日急電鉄線の営業最高速度が130km/hであるため、日武鉄道の既存形式では対応できず、従って新造する車両で対応することになります。この第1号が30020型で、乗り入れ協定性能を満足するものになります。
③.ストレートステンレス車体化
30000系の車体構造はビード入りの旧世代のもので、今回増備するにあたり、完全に最新の仕様に改めます。具体的には、総合車両製作所のサスティナシリーズの要素を取り入れ、標準車体化・軽量化を図ります。従って、外観としてはサスティナ版30000系に見えます。増解結をするため、また日武鉄道らしさを感じられるよう、先頭車の全面スタイルはそのままとします。

6050系(東武6050系)

主に快速・区間快速に充当される、2扉ボックスシートの長距離輸送用車両です。2両編成単位で、日光方面の多方面に分割する運用に入ります。トイレ付きで、長距離に対応した設備となっています。多くが6000系の車体を更新して生まれ、完全新造グループとともに活躍します。大井湘南電鉄が開業した暁には、そこへ乗り入れる計画もされています。後続車を計画中です。
8000系(東武8000系)
かつての当社線の最大主力車両で、現在は置き換えが進み、主に野田線や末端線区で活躍しています。東武8000系と同一です。配置・運用状況も実在の東武とほぼ同一です。ただし、宇都宮線では、近いうちに置き換えの予定があります。
9000系列(東武9000系列)
東上本線で活躍します。東武9000系列と同一です。
10000系(東武10000系)
ほとんどの路線で活躍します。2両・6両・8両・10両編成と、多様な編成があり、柔軟な輸送力調整に一役かっています。但し、日急電鉄乗り入れには対応しない予定です。
10030系(東武10030系)
10000系の改良型にあたります。前面の顔はよりスタイリッシュに、また軽量化により性能向上・省力化をはかっています。こちらも2・4・6・8・10両と多様な編成を組みます。今後宇都宮線の主力としても活躍する予定です。10050番代からは若干仕様変更がありました。こちらも日急電鉄乗り入れには対応しない予定です。
10080系(東武10080系)
唯一のVVVF試作車として、1編成4両だけ存在します。10000系列グルーブとして、伊勢崎本線系統で共通運用されます。
20000系・20050系・20070系(東武同左)
東京メトロ日比谷線直通用車両として、伊勢崎本線系統で活躍します。18m車で他より短く、また3扉の車体が特徴です。20050系は先頭側4両が5扉となっています。20070系はVVVF制御で完成しました。
30000系(東武30000系)
地下鉄直通用として製造されたのち、地上線用に移されました。6両+4両として分割編成仕様で落成しました。東上本線転属が検討されましたが、伊勢崎本線の品川方面乗り入れ計画の進展により、分割編成仕様を活かして乗り入れ時の主力として活躍する予定となりました。
50000系列(東武50000系列)
明るいシャイニーオレンジの側面ラッピングが特徴の、地下鉄直通通勤型の主役形式です。10両固定編成で、一部を除き地下鉄各線・東急電鉄線への乗り入れに対応しています。日立製作所が開発したアルミ車体ブランドのA-trainを採用し、軽量化・省エネ化を追求しています。番台によって仕様の細かい違いがあります。60000系の原型ともなりました。

その他・今後登場予定


1000系


特急形


機関車